地方市町村の例に漏れず、私の住む石岡市またその中の八郷地区でも、商店街はスーパーや各種チェーン店・郊外の大型ショッピングモールに買い物客を奪われ、一部シャッター通りになってしまっている。これは、茨城県内どこも似たようなものだ。
商店街が活性化しないと人々の気持ちも落ち込みがちになり、町の元気も失われていく。
するとさらに郊外への人の流れは加速し、街の魅力の低減へと悪循環につながっていく。
これは身近に住む住民にとっても嬉しいことではない。望ましい姿ではない。
小さなことから始めよう
全国にはまちづくり、町おこしで成功している事例もある。が、いざ市街地活性化と言っても急激な回復は期待できず、結果が感じられなければ意気込みも下降しがちだ。
しかし、手をこまねいていては何も始まらない。個人でできることはわずかだが、小さなことから動き出してみようと思う。
古い街には受け継がれてきた文化・伝統がある。また、守られてきた自然や新しく作られたカルチャーもある。
それらの情報を発信することで、あるいは参加することで元気が出るまちづくりに少しでも役に立てたらと思う。
まち・通りに彩りを
という訳で、表通りが寂しいので人の気配が感じられるよう、飾り付けをしてみた。
京都の犬矢来風ディスプレイ
元々は京都の通り沿いによくある「犬矢来」というものを真似て、シックな和風にしようとスタートしたが、作っているうちに「何か飾れた方が良いのでは」と思いアレンジした。
なので、ベーシックな形ではない。今後、季節に合わせディスプレイを考えていこうと思う。竹を利用することは、実は環境対策につながっている。
小さなリノベーション
その後、上記写真の場所(元は店舗入り口、現在は通路入り口)をさらに小さな店舗にリノベーション。
詳しくは「小さなリノベーション、ささやかな町おこし」をご覧下さい。
木製手づくり看板
近所のパン屋さんに頼まれ、木の板に文字と絵を描き看板に。手作り風が良いとのことで製作。
ロケ地としての茨城県-石岡市-八郷地区
石岡地区は古い街で祭りも有名だ。また、「看板建築」と称するレトロな建物も残っている。
一方、八郷地区はかやぶき屋根などの田舎らしい風景が残っているので、よくTV・映画のロケで使われている。
電線の無い景色も多く、ドラマや時代劇の撮影に重宝しているようだ。旅番組のロケも結構来る。
写真はNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で佐々木蔵之介さんが来た時の置き土産。上記のパン屋さんに来店した。
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