住生活エージェントとは「家づくりの代理人」

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近年、「住生活エージェント(消費者エージェント)」「バイヤーズエージェント」 という職種・サービスが広がっています。

世間にはまだなじみの薄い新しい言葉ですが、消費者目線でお施主様の理想の家づくりを実現に導くビジネスサービスです。

消費者を守る新しいスタイルの住宅サービス

消費者エージェント

日本で消費生活に関することに対し、「消費者・購入者の代わりに同じ立場で商品を見極め、アドバイスをする」人間のことです。

住生活エージェント

特に住生活に対することに関して、住生活エージェントと呼ばれています。世間にはまだなじみの薄い言葉で、「何それ?」 と思われる方がほとんどだと思います。

住生活エージェントの定義

  • 役割:生活者と供給者との情報格差を埋めること
  • 目的:生活者が適切な住環境を選択できるようにすること
  • 立場:専門的な知見を基礎として、公平中立な立場からサービスを行うこと

住生活エージェントが提供するサービス

住生活エージェントは、様々な住環境選択の各検討段階(見積り・事業者の比較・施工など)において、サービスを行う。

経済産業省ではこの職業スタイルの「普及促進を通じ、住宅産業の構造改革に役立つ消費者主導の住宅産業関連市場の整備を図る」ことを目的に、調査・研究がされています。

参考資料:消費者エージェントビジネス調査研究|経済産業省

バイヤーズエージェント

海外で不動産を購入する際にアドバイスをする立場の職業です。欧米では不動産を購入する際にはバイヤーズエージェント(不動産交渉代理人)をたてるのが一般的と言われています。 専門的知識が必要で不透明な面もある不動産取引において、プロの存在が必要とされています。購入者側の立場に立って、購入者の利益につながるようサポートを行います。

エージェント(代理人)制の認知度

近年、日本のプロ野球選手がメジャーリーグで活躍していますね。彼らは契約する際に、エージェント(代理人)を雇って球団側と交渉しています。何故なのでしょうか? それは言語や慣習、法律の違う国の相手と交渉するには、知識が足りないからです。自分で全てを調べ、その相手と対等に交渉するには圧倒的に時間が足りない。それならば事情に詳しいプロに頼んだ方が断然合理的だからです。

私たちが提供しているビジネスサービスの内容を説明すると、「それはいいね」と言って下さる方が多い一方、「そんなサービスがあるの?」という声もよく聞かれます。
エージェント(代理人)制は、まだまだ日本には浸透していないのが実際のところです。

エージェント

しかし、全国にはこのスタイルで仕事をされている方も、僅かですがいらっしゃいます。そして、今の不透明な住宅業界を消費者にクリアに伝えるためにはどうしても必要な職業だと考えています。自らの仕事を宣伝するという枠を超えて、この家づくりの「エージェント制」というシステムの啓発活動もしていきたいと思っています。

ご興味がある方は、家づくりにも「エージェント制」というスタイルの職業があることを、ぜひお知り合いの方に広めて下さい。

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