職人さんの腕を見分ける意外な裏技

建築現場の音

作業している音を聞く

いい仕事をする職人は、いい音を出します。

これは大工さん、左官屋さんなど職種に関わらず同様です。また、手仕事で出る叩く音・削る音、丸ノコなどの機械工具を使うときに出る音など、作業内容が変わっても慣れ不慣れが音に出ます。

熟練の方は、出す音に滑らかなリズム感がありキレが良いので、仕事を見なくても音を聞くだけで上手いか下手かが分かるものです。

良い仕事をする人(会社)か判断する際は、現場を見ることが大事です。そして現場を訪れた際には目だけでなく、静かに耳を澄ませることが役に立ちます。そういう意味では誰もいない現場より仕事の最中に確認した方が良いでしょう。(嫌がる住宅メーカーもあるでしょうが…)

現場が片付いていることが基本

もう一つ、現場がきれいに片付いているかは、やはり大切なチェックポイントです。何故なら働いている人の性格が出るからです。これもはっきり差が出ます。

現場がきれいならば、おのずと丁寧な仕事ができているはずです。

逆に片付いていないと、工具や材料を探したりする時間、傷や汚れをつけても目立たない、という可能性につながります。

材料の保管状態はどうか?

材料の保管も出来上がる住宅の品質に影響を及ぼします。

  • 雨にかからない場所にあるか? かかっても平気な材料か?
  • 変形はしないように保管しているか?
  • 倒れたり落ちたりすることは無いか?
  • 作業の邪魔になるような場所に置かれていないか?

住宅メーカーを比較するときは、これらの観点で仕事を見る(聞く)ことも、一つの判断基準です。

 

 

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